【勤怠/振休】振休の運用と設定について

【勤怠/振休】振休の運用と設定について

振替休日とは、就業規則で定めた休日をあらかじめ労働日に変更し、代わりに近接する他の労働日を休日とする制度のことです。
OZO3で振替休日を運用する場合の設定等について記載します。

■申請について
「振替休日申請」という専用の申請書を用意しています。

「振替出勤日」と「振替休日」をそれぞれ指定することで、申請書が決裁されると勤務予定が自動的に入れ替わります。
※振替休日の入力を必須にする設定方法は「振休申請で振替休日の入力を必須にするには」をご参照ください。

■設定について

勤怠運用設定>休暇設定>振休設定で「振休未取得出力基準」と「有効期限」の設定が可能です。

「振休未取得出力基準」とは
振替出勤日を休日出勤扱いとして割増賃金を支給する場合に設定して頂く項目です。
出勤日ではなく、振替休日を休日出勤扱いとする場合はどちらの設定でも影響しません。
※振休未取得出力基準の詳細については振休設定の振休未取得出力基準の設定方法についてをご参照ください。
※振替休日を休日出勤扱いにする場合は振休申請で休まなかった時の処理についてをご参照ください。

有効期限について
振替出勤から〇日間有効
→例)30日間有効の設定で振替出勤日が2020年8月1日(土)の場合、有効期限は2020年8月31日
振替出勤から〇ヶ月間有効
→例)1ヶ月間有効の設定で振替出勤日が2020年8月1日(土)の場合、有効期限は2020年9月1日
振替出勤の締日から〇ヶ月有効
→例)1ヶ月間有効の設定で、振替出勤日が2020年8月1日(土)の場合
締日が5日・・・有効期限は2020年9月5日
締日が15日・・・有効期限は2020年9月15日
締日が月末・・・有効期限は2020年9月30日
同一週内の振替のみ有効
→例)振替出勤日が2020年8月1日(土)の場合
起算曜日が日曜・・・2020年7月26日(日)~2020年8月1日(土)
起算曜日が月曜・・・2020年7月27日(月)~2020年8月2日(日)

■休めなかった場合の対応について
振休を取得できなかった場合の対応については以下4パターンです。
①振替休日を休日出勤扱いにする
②振替休日取得日を変更する
③振休申請を取り消し、「振替出勤日」を休日出勤にする
④振休申請を取り消さず、「振替出勤日」の出勤時間分に割り増しをつける


①振替休日を休日出勤扱いにする
振替休日に休日出勤の実績登録をし、必要に応じて休日出勤申請をしてください。
その際、日報にて「振休」の事由も選択してください。


②振替休日取得日を変更する
再振替してください。
※再振替をする場合、振替休日を取得予定だった日に対して実績が登録されていると取り消しができません。

実績が登録済みの場合は対象日の日報を削除後、再振替してください。
※日報の削除方法は日報を削除するにはをご参照ください。


③振休申請を取り消し、「振替出勤日」を休日出勤にする
振替休日申請を取り消し、それぞれの日に対して出勤実績を登録してください。
※振替休日申請を取り消す場合、振替出勤日、振替休日共に実績が登録されていると取り消しができません。

実績が登録済みの場合は対象日の日報を削除後、再振替してください。
※対象日の勤務表申請がされている場合、日報削除はできません。
※日報の削除方法は日報を削除するにはをご参照ください。


④振休申請を取り消さず、「振替出勤日」の出勤時間分に割り増しをつける
「振休未取得時間」を給与データ出力し、出力された時間数に対して休日出勤手当を支払います。
※振休未取得時間は「法定休日」「所定休日」の区別はされず、合算して出力されます。
※振休未取得時間を出力するためには、あらかじめ勤務体系登録で振替出勤日の勤務体系の「振休未取得時間集計対象」にチェックを入れておく必要があります。


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