【勤怠/勤務表】登録・申請制限設定/勤務表申請制限の各設定を外すデメリット
勤怠運用設定>基本設定>登録・申請制限設定/勤務表申請 制限 の各設定項目は、勤務表申請(もしくは上長確認チェック)時に、登録漏れや各種申請書と実績登録内容のずれが無いかをチェックし、そのまま勤務表申請が行われて締処理されてしまう事を防ぐ事ができる制御機能となっております。
勤怠運用設定>基本設定>登録・申請制限設定/勤務表申請 制限 で各項目の設定を外した場合のデメリットを記載します。
「勤務日報に未登録がある場合は申請できない」を外した場合

勤務予定として、平日の勤務体系が登録されている日(勤務表上にて黒字の日)に何も登録されていない状態でもチェックがかからない為、日報登録漏れを防ぐ事ができません。
この為、出勤日数にもカウントされず、残業等が発生していたとしても支給されません。
「上長確認に未実施がある場合は申請できない」を外した場合

「上長確認」チェックが付いていない状態でもチェックがかからない為、上長確認漏れを防ぐ事ができません。
この為、事実と異なった日報が登録されていても、チェックされずに通ってしまいます。
※「上長確認」を「利用する」とされている場合のみ有効
「残業申請に未申請がある場合は申請できない」を外した場合

残業申請漏れの状態でもチェックがかからず、承認されていない残業でも通ってしまいます。
この為、社員の判断での残業が可能となってしまいます。
※残業代も日報登録された分だけ支給されます。
※残業申請を必須とされている場合のみ、チェックを付けます。
「承認残業時間を超える残業実績がある場合は申請できない」を外した場合

承認された残業時間を超えての残業を行ってもチェックがかかりません。
この為、社員の判断での残業延長が可能となってしまいます。
※残業代も日報登録された分だけ支給されます。
※残業申請を必須とされている場合のみ、チェックを付けます。
※上長確認ではチェックがかかりません。
「休日出勤申請に未申請がある場合は申請できない」を外した場合

休日出勤申請漏れの状態でもチェックがかからず、承認されていない休日出勤でも通ってしまいます。
この為、社員の判断での休日出勤が可能となってしまいます。
※休日出勤の残業代も日報登録された分だけ支給されます。
※休日出勤申請を必須とされている場合のみ、チェックを付けます。
「○○申請に未申請がある場合は申請できない」を外した場合

日報登録状況に応じた申請が漏れている状況でもチェックがかかりません。
(各種休暇、遅刻早退、外出、直行/直帰/出張)
この為、社員の判断での取得が可能となってしまいます。
また、事実と異なった登録や、誤って登録されている場合でもチェックがかからず、そのまま通ってしまいます。
※各種申請を必須とされている場合のみ、チェックを付けます。
「休暇系申請の申請事由と実績が異なる場合は申請できない」を外した場合

承認された休暇と異なった実績の登録が可能となります。
この為、休暇を取得したのに実績を登録されたり、承認された休暇とは異なった休暇を登録されたりしてもチェックはかかりません。
休暇の取得は、日報登録を正といたしますので、有休申請をしても「特休」で日報登録された場合には、有休日数は減りません。
また、欠勤申請をしても「特休」で日報登録された場合には、控除対象とはなりません。
休暇を取得しても日報登録され、残業時間も発生している場合には、残業代が支給される事となります。
※休暇系申請を必須とされている場合のみ、チェックを付けます。
===注意点======
運用に関して
チェックを外すことで自由度はアップしますが、その分、登録漏れや誤りを防ぐ事が難しくなり、社員の方が日報登録した情報にて、そのまま給与支給が行われる事となりますので、これらの点を踏まえ、運用をご検討ください。