【勤怠/勤務表】「打刻」+「日報申請」運用時の注意点について
運用によっては、打刻で打刻した時刻が消える現象が発生します。
これは日報申請の特性が関係しており、日報申請のデータ更新タイミングは日報申請の決裁(最終承認)時に更新されるためです。
実際には、「退出時刻が消えた」と「出勤時刻が消えた」、この2つの現象が発生する場合があります。
それぞれがどのような時に発生するのかについては、下記をご確認ください。
■現象:退出時刻が消えた
【発生事例:手順】
1.出勤打刻を忘れたため、日報申請を行います。
(退出時刻:空白)
2.打刻で退出ボタンをクリックします。
3.「1.」の日報申請が決裁されます。
【解説】
決裁された日報申請の内容が勤務表に反映されるため、
退出時刻が空白で登録されます。
■現象:出勤時刻が消えた
【発生事例:手順】
申請者によっては、日報申請をする際に退出時刻を忘れたことにより、
出勤時刻を削除して、申請を行う場合があります。
【解説】
決裁された日報申請の内容が勤務表に反映されるため、
出勤時刻が空白で登録されます。
■本現象が発生しないための運用方法 ~退出時刻が消えた~ ※お勧め:★印
★方法① 日報申請は定時までに承認を行う。
方法② 出勤打刻を忘れた日は出勤・退出時刻の登録を日報申請で行う。
方法③ 打刻で退出打刻を行った後に日報申請を行う。
■本現象が発生しないための運用方法 ~出勤時刻が消えた~ ※お勧め:★印
★方法⑤ 日報申請する際は出勤時刻を削除しない。
===補足情報=====
機能追加について
3.29.0のバージョンにて、「日報申請中に打刻された実績を決裁内容で上書きする」か否かを選択できる機能がリリースされました。
勤怠運用設定>基本設定>登録・申請制限設定で、該当項目にチェックを外すことで、日報申請が決裁されるまで打刻は反映しなくなる(保留状態になります)ため、打刻を日報申請時の内容で上書いてしまうという事がなくなります。