【勤怠/勤務体系設定】フレックスタイム区分の項目ごとの詳細を知りたい

【勤怠/勤務体系設定】フレックスタイム区分の項目ごとの詳細を知りたい

勤怠運用設定>勤務体系設定>変形労働設定>【フレックス区分】にて、「フレックス労働時間 総労働計算対象」「フレックス労働時間 実労働計算対象」の項目についてご紹介します。

■フレックス労働時間総労働計算対象・フレックス労働時間実労働計算対象
「フレックス労働時間総労働計算対象」「フレックス労働時間実労働計算対象」は、勤務表画面に表示されるフレックスの表にて「実労働」「総労働」の集計に利用する項目です。

イメージとしては、実労働は有給休暇取得時間や交通機関遅延を抜いた時間、総労働はそれらも含めた時間を指します。
「フレックス労働時間総労働計算対象」「フレックス労働時間実労働計算対象」にてプルダウンで表示される項目は、勤怠運用設定>勤務体系設定>変形労働設定>【変形労働時間】項目にて、「変形労働時間 計算式」で設定している変形労働時間名称が表示されます。

また「フレックス労働時間総労働計算対象」「フレックス労働時間実労働計算対象」にて選択している変形労働時間名称の計算式を元に、各項目の計算が行われます。

下記画像のように計算式にて「総労働時間」「実労働時間」を利用している場合は、勤怠運用設定>勤務体系設定>勤務体系登録にて、対象勤務体系の「総労働時間集計対象」「実労働時間集計対象」にチェックが入っている項目が集計されます。
▼勤務体系の各集計対象チェック箇所

なお実労働の項目は、勤怠運用設定>基本設定>勤務表項目設定にて、「実労働時間:表示する」の設定になっている場合に、勤務表画面に表示されるフレックスの表へ表示されます。

■超過残業項目
超過残業項目は、勤怠運用設定>基本設定>勤務表項目設定にて「超過残業時間:表示する」の設定を行っていた場合、勤務表の「当月合計」表へ表示される項目となり、設定している基準時間を超過した場合に時間数が表示されます。
▼設定箇所
▼表示箇所

「超過残業時間項目」では、「当月フレックス所定/法定超過(実労働/総労働)」「「清算フレックス所定/法定超過(実労働/総労働)」が選択できますが、清算期間が1カ月の場合は「当月フレックス」「清算フレックス」ともに同じ時間数となります。
項目より、「当月/精算フレックス所定超過(実労働/総労働)」「当月/精算フレックス法定超過(実労働/総労働)」が選択できます。

「当月/精算フレックス所定超過(実労働/総労働)」にて利用する所定労働時間は、「月所定労働時間」で設定した時間数となります。固定値もしくは勤務予定からの自動算出の設定が可能です。
「当月/精算フレックス法定超過(実労働/総労働)」にて利用する法定労働時間は、清算期間の暦日数で決められている法定労働時間の総枠が自動で表示されます。
▼設定例:【勤怠/全般】月の60時間超の時間外労働 設定例② フレックス

===注意点======
検証確認のお願い
実運用をされる前に必ずテストユーザーでテストを実施いただき、想定される値が算出されるかをご確認ください


Powered by Helpfeel