【勤怠/全般】時間端数処理設定

【勤怠/全般】時間端数処理設定

「時間端数処理設定」という機能があり、出勤退出などの時刻から自動計算される就業時間を、設定に応じて切り上げ、切り捨て、四捨五入して算出する事が可能です。

時間に対する端数処理

【出勤時間、遅刻時間、早退時間、外出時間、休憩時間、残業時間項目1~10】の項目に対して、何分未満を端数処理するのか指定し、端数処理の方法を「切り上げ」「四捨五入」「切り捨て」から選択します。

例)15分未満切り捨てと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:30と算出されます。

例)15分未満切り上げと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:45と算出されます。

例)15分未満四捨五入と設定された場合
○○:37だった場合は、○○:30と算出されます。
○○:38だった場合は、○○:45と算出されます。

◆設定例

◇就業時間が9:00~18:00の勤務体系で、出勤9:00、退出17:38だった場合
出勤時間「7:38」→「7:45」、早退「0:22」→「0:15」と算出されます。
※「出勤時間」のみ等、特定の項目のみを設定された場合は整合性保持の関係上、正しく計算ができない場合がございます。

時刻に対する端数処理
計算の中で端数処理を行い、時刻そのものは変換しません。

例)15分未満切り捨てと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:30に打刻したとみなして就業計算されます。
例)15分未満切り上げと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:45に打刻したとみなして就業計算されます。
例)15分未満四捨五入と設定された場合
○○:37だった場合は、○○:30に打刻したとみなして就業計算されます。
○○:38だった場合は、○○:45に打刻したとみなして就業計算されます。

◆設定例
◇就業時間が9:00~18:00の勤務体系で、出勤8:58、退出18:04だった場合
出勤時刻「9:00」→「18:05」とみなして就業計算されます。

給与データ出力時の端数処理
勤怠管理>勤怠締処理>給与データ出力 画面で出力する時間項目に対して、何分未満を端数処理するのか指定し、端数処理の方法を「切り上げ」「四捨五入」「切り捨て」から選択します。

勤務表などの画面上の表示は変わらず、上記から出力したデータのみ、端数処理されて出力されます。

例)15分未満切り捨てと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:30と算出されます。
例)15分未満切り上げと設定された場合
○○:36だった場合は、○○:45と算出されます。
例)15分未満四捨五入と設定された場合
○○:37だった場合は、○○:30と算出されます。
○○:38だった場合は、○○:45と算出されます。

◆設定例
◇残業時間項目1の集計結果が「14:47」だった場合、「14:30」と出力されます。

===補足情報=====
給与データ出力時の端数処理について
勤怠運用設定>管理>アプリ連携設定 で「給与計算ソフト連携方法」を「データ出力設定を利用する」に設定されている場合、勤怠運用設定[データ出力設定]で「時間」項目を選択した場合に「フォーマット」は「時間」と「数字」の2種類から選択が可能です。
「数字」を選択すると端数処理の設定が可能です。

===注意点======
時間に対する端数処理と時刻に対する端数処理の両方を利用する設定にした場合
時刻に対する端数処理がされた後、時間に対する端数処理が処理されます。
例)時刻に対する端数処理で出勤・退出時刻を15分未満四捨五入、時間に対する端数処理で出勤時間を30分未満切り捨て、遅刻早退時間を30分未満切り上げと設定

就業時間が9:00~18:00の勤務体系で、出勤 8:38、退出 16:48と打刻した場合
出勤時刻は8:45、退出時刻は16:45として就業計算された後、時間に対する端数処理がされ、出勤時間は6:45と計算された後に時間に対する端数処理で30分未満が切り捨てられ「6:30」、早退時間は時刻の端数処理で1:15と計算された後に時間に対する端数処理で30分未満が切り上げられ「1:30」と計算されます。

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