【会計/債権債務】債権債務管理
本記事では、債権債務管理の設定等について記載いたします。
債権・債務とは
「債権」とは、特定の人に特定の行為や給付を請求できる権利のことです。
例えば、金銭の支払いを求めたり、物を受け取ったり、労力の提供を求めたりすることなどがあります。
債権を持つ権利者のことを、債権者と呼びます。
本製品では債権に関連する機能として、「請求申請」を用意しています。
「債務」とは、特定の人に特定の行為や給付を提供しなくてはならない義務のことです。
例えば、金銭の支払い、物の引き渡し、労力を提供することなどです。
債務を負担する人のことを、債務者と呼びます。
本製品では債務に関連する機能として、「支払申請」を用意しています。
設定について
債権債務管理を利用するにあたり必要となる設定は、下記をご覧ください。
債権債務申請~仕訳・伝票作成までの流れ
請求申請、支払申請後の仕訳・伝票作成までの流れは下記をご覧ください。
債権仕訳・債権伝票の部門と科目について
勘定科目、部門は下記設定より引用されます。
借方
勘定科目・補助科目 → 会計運用設定>科目設定>請求種別の借方の勘定科目・補助科目
部門 → 会計運用設定>科目設定>請求種別の借方の部門
貸方
勘定科目・補助科目 → 会計運用設定>科目設定>請求種別の貸方の勘定科目・補助科目
部門 → 会計運用設定>部門別設定>所属部門別 計上部門設定の「売上部門」
債務仕訳・債務伝票の部門と科目について
勘定科目、部門は下記設定より引用されます。
債務仕訳(経費仕訳)および債務伝票の借方
勘定科目・補助科目 → 会計運用設定>科目設定>使途設定(債務)の借方の勘定科目・補助科目
部門 → 会計運用設定>部門別設定>所属部門別 計上部門設定の「負担部門」
債務仕訳(経費仕訳)および債務伝票の貸方
勘定科目・補助科目 → 会計運用設定>科目設定>使途設定(債務)の貸方の勘定科目・補助科目
部門 → 会計運用設定>科目設定>使途設定(債務)の貸方の部門
債務仕訳(支払仕訳)の借方
勘定科目・補助科目 → 債務仕訳(経費仕訳)の貸方の勘定科目・補助科目
部門 → 債務仕訳(経費仕訳)の貸方の部門
債務仕訳(支払仕訳)の貸方
勘定科目・補助科目→会計運用設定>科目設定>勘定科目設定の「現金~口座振替(支払方法により変動)」の勘定科目・補助科目
部門→会計運用設定>部門別設定>所属部門別 計上部門設定の「支払部門」
===補足情報=====
「債権債務管理」機能は、ManageOZO3 3.22.0にてリリースされました。
3.21.0までは経費管理 業者支払OPという名称で、債務に関する機能のみ利用いただけましたが、新たに債権に関する機能(請求申請)が追加となりました。
一部、仕様変更がございますので下記ご参照ください