【ワークフロー/経路】役職判定について

【ワークフロー/経路】役職判定について

経路設定で役職判定を選択した場合の動作について記載します。

■設定について
経路アイテム設定の「判定者」>「役職判定」の場合、「申請部署上位階層の/申請部署に所属する/各グループ」の「役職者名」と判定者を選択します。



■判定者の決定例


◇「申請部署上位階層」の「部長」と設定されている場合

「開発1課」が申請部署の場合、「開発1課」「開発部」「OZO商事」に「部長」の役職が付与されているユーザーが引きあたります。


上記の場合、Bさんは「管理部」には部長の役職が付与されていますが、「開発部」には役職が付与されていない為、判定者としては引きあたりません。



上記の場合、Bさんは「管理部」と「開発部」で部長の役職が付与されている為、判定者として引きあたります。

※役職の付与状況は、システム運用設定で確認頂けます。
マニュアルはこちら

◇「申請部署に所属する」の「部長」と設定されている場合

「開発1課」が申請部署の場合、「開発1課」に「部長」の役職が付与されているユーザーが引きあたります。

Bさんは「開発1課」に所属しておらず、開発1課で役職が付与されていない為、判定者としては引きあたりません。

◇「開発部」の「部長」と設定されている場合

申請部署に関わらず、「開発部」で「部長」の役職が付与されているユーザーが引きあたります。


上記の場合、Bさんは「管理部」には部長の役職が付与されていますが、「開発部」には役職が付与されていない為、判定者としては引きあたりません。



上記の場合、Bさんは「管理部」と「開発部」で部長の役職が付与されている為、判定者として引きあたります。

■申請部署上位階層に同一の役職者が複数いる場合

Bさん→開発部の「課長」「部長」
Cさん→開発1課の「課長」
上記の役職付与状況で「申請部署上位階層」の「課長」と設定されている場合、ポリシー設定の「「上位階層の役職者」が指定されている時、最初の判定者が見つかった時点で探索を停止する」にチェックが入っているか否かで動作が変わります。

・チェックが入っている場合
→Cさんが判定者として引きあたります

・チェックが入っていない場合
→Cさん、Bさんが判定者として引きあたります

■申請部署について
申請部署は、所属部署から選択が可能です。
※「アクセス権」や「申請を許可するグループの選択」の設定によって例外あり。一部の部署のみ表示されない場合は「グループやアプリケーションが表示されない」をご参照ください。

▼例:株式会社OZO商事_管理部_総務課_広報室に所属している場合▼




「申請部署上位階層の/申請部署に所属する」を選択した場合は、「申請部署」によって判定者も変動します。


申請部署の初期値は、ワークフロー>アプリ設定>環境設定>ポリシー設定で設定可能です。


ワークフロー>個人設定>標準申請部署が「管理者の設定に従う」(初期値)以外に設定されている場合は、標準申請部署が優先となります。



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